歌集・逆光線(自費出版)


今日は能登半島珠洲へのドライブ。実は大切なお客様、中谷直彦さん(78歳)へ歌集「逆光線」の納品でした。中谷さんとはかれこれ26年のおつきあいになります。最初の作品も歌集でした。

その後、趣味の能登縄文焼きの作品集(写真集)や、篆刻の作品集、随筆集など様々な作品を毎年のように出版してくださり、今回は23作目となります。

この間に中谷さんは2回の脳梗塞を患っておられ、文字がかけない時期がしばらくありました。しかし奥様に励まされながらリハビリを続け今はすっかり回復しています。

昨年お会いしたとき、今はもう愛用してきた一眼レフ(フィルム)では手軽に写真を楽しめなくなってきたとお聞きして、それではとデジカメをプレゼントさせていただきました。

今回の「逆光線」はデジカメ散歩のテーマもあり、珠洲の松波を中心にした原風景のスナップを歌の間にちりばめたものになっています。

内容は奥様の介護をしながら書き溜めた700首。過去にO先生賞を受賞された実力は、今も健在で愛情あふれるものばかりで感動です。

お伺いし歌集をお渡しすると、すぐに一冊手に取り奥様に「最初の一冊は君に贈呈する」と震える奥様の手に渡し、早速「ここに君の写真がのっているよ・・・」と優しく解説を始められます。

同行した私の妻もそのお姿を見て、「素晴らしいご夫婦ですね、私たちもこんな風に老後を過ごしたい」と、心温まる時間に感動しています。

そしてお礼にと以前「能登縄文焼き」の写真集に掲載した壷をプレゼントしてくださいました。壷は決して割れているのではなく縄文土器が出土した様子を再現したものらしいです。

写真は壷を包む風呂敷に謹呈のサイン?をしていただいている様子。自費出版の出会い、素敵なお客様に感謝の一日でした。